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年が明けてまだ3週間というのに、グローバル化の進展を感じさせることが次々に起きる。
53歳の知人(女性)が結婚した。相手はイギリス人である。30代でノッティンガム大学の大学
院に留学していたときに知り合った人だという。
爆弾低気圧のときに、沖縄の伊良部島沖で座礁した船は、モンゴル船籍で乗組員は7人ともミャ
ンマー人。アルジェリア南東部イナメナスで起きた人質事件、首都アルジェでもない田舎にプラ
ント建設会社「日揮」の社員が大勢働いていた。
デパートに買い物に行き、衣料品のタグを見る。made in Vietnam。以前はmade in China
が圧倒的だったが、Bang ladeshもちらほら見かけるようになった。そのうちHyanmarも見かけ
るようになるだろう。
私は出版社勤務だったため(売上高の90%以上が国内市場)、一度も海外生活の経験がない。グ
ローバル化の進展には正直腰が引けている。適応にも自信がない。
それだからこそ、これからの人たちには外国の人たちに垣根感じることも、物おじすることも
なく、一緒に仕事してほしいし、生活してほしいと、切に願っている。
それには当然英語ができるだけでは不十分だ。自分の考え・意見を持ち、それを相手にわかる
ように伝え、また相手の意見を聞けることが必要だ。行動面でも、従来の日本型の受け身ではダ
メで、自分から主体的に行動するタイプでなければやっていけないだろう。
こうしたキャラクターは一朝一夕には生まれない。日々の生活の中での積み重ねが欠かせない。
先生の日々の生活態度も間違いなくお手本になる。
例えば、こんな転換が必要ということだ。「校長先生、○○の件はどうしましょうか?」はやめて、
「こうしようと思うのですが、如何ですか?」にするといった具合だ。
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