芝は戦前より名門であった。今も伝統の白い肩掛けカバンで登校する生徒の姿に、歴史の重みを感じさせられる。
もう一つ、進学校でありながら、芸術や体育も重視するなど、ギスギスしたところを感じさせないのも長い伝統ゆえか。
そうした芝ののびやかで自由な校風は、生徒の自主性を重んじる学校の姿勢が長い間に作り上げたものであろう。
朝7時からの補習も、生徒からの声に教員が応えるかたちで始まったという。専任教員の比率が82%と高いことがこうしたことを可能にしているのである。
知識の詰め込みではなく、興味や関心を養い、達成感を大切にする授業は、多くの研究者を生んでもいる。
芝中学校HP
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