塾対象説明会訪問記
 
東京学園高等学校 東京都 男子校
▲学校ホームページ(クリックで表示)
“高等学校単独校・男子校”の学校としては、都内に3校のみとか。

バスを降り住宅地を歩いていくと、入口で多くの先生方に迎えられました。

説明会は、学校長・須藤勉先生の挨拶から始まりました。重点的に伝えたいことは以下の4つのポイントであるとし、要領よく話してくれました。

1)21年度入試から、「情報ビジネスコース」の募集を停止する。理由は、都立高校も同様のようだが、生徒が集まりにくい。

2)3年前にスタートした「選抜コース」の第1期生6名が今春卒業し、大学進学では全員合格を果たせて「うまくいった!」。ちなみに合格大学は、獨協大、東洋大、駒沢大、専修大、大東文化大、聖学院大などとなっている。「普通コース」の生徒も、「選抜コース」に引っ張られて、いい傾向になってきている。

3)学力低下が全国的に見られ、基礎学力をしっかり身につけることが大事。某高校の校長先生とも話したことだが、
4つの力=
(1)受け取る力、(2)考える力、(3)判断する力、(4)表現する力
を高める必要がある。

与えられたことはやる・やれるけど、自分で考え、自分の判断で行動することが欠如している生徒が増えている。(4)の「表現する力」をさらに伸ばせれば、より良い進路に結びつくだろう。

4)大学に入って何をやりたいのか、したい・やりたい、Wish・Want をしっかり持たせたい。相手にアピールできる人になってほしい。……といった教育方針が話されました。

続いての理事長・川畑晶資先生は、マイクもにぎらず元気に、本校の先生は都立高校に比べ平均年齢が8〜9歳若い、東京の私立高校の中では学費が4番目に安い、などの特色を話しました。

入試説明は、学年主任の藤井秀一先生から。パワーポイントを使って説明がありました。

・「 選抜コース」のカリキュラムでは、校外模試を導入/進路ガイダンスを充実/大学の先生を呼んでの模擬授業/進路適性検査の実施……なども行っている。

・「 普通コース」のカリキュラムでは、これまで自由選択であった土曜講座を正規に組み込み、土曜1・2時限は通常授業、土曜3・4時限は補習や受験対策にあてることになる。完全週6日制になる。

・進路指導では、エゴグラムを取り入れている。自分の特性を知るエゴグラム診断では、実技をまじえて指導している。導入のネライは、伝達がうまくできない生徒が多いから。たとえば、「きょうは欠席します」と電話をしてこないで休む生徒がいる。友人同士、些細なことでも、コミュニケーションが足りずに行き違いからトラブルになるケースもある。そんなことが解消できるように、1年生から3年生まで、グループコミュニケーションをワークで学ぶ。

<私の感想>

商業高校からスタートした東京学園高校は、途中で普通高校に転換。商業高校時代から残っていた「情報ビジネスコース」も来年度入試から消える。学校も社会の影響を受けると感じました。
土曜講座や進路指導にアウトソースを活用しているとの話がありました。自校ではまかないきれない部分を、専門の外部スタッフに委託する学校が増える傾向にあるのかもしれないなと感じました。
川畑理事長の話にもありましたが、東京学園高校は学費が安い点が特色になっています。関連して、奨学金制度も細かく規定されていて充実しているようです。


校名リスト前に戻る次に進む

(c)安田教育研究所 無断複製、転載を禁ず