「問題を解けるのではなく、問題を見つけられる子」、「解答を知っているのではなく、解答を考え出してくる子」。灘の先生が挙げる「欲しい生徒像」だ。
灘は、1つの学校の中に6つに学校があると言われる。6年間で何をどう教えるか、授業の組み立ては学年ごとの担任団に任され、学年によって異なるからである。生活面でも、1人のクラス担任でなく、6〜7人の担任団全員で見守る体制をとっている。
授業は、各教師が6年間を見通した独自のプログラムで行う。教師の負担がものすごく重いシステムだ。
が、任されているからこそ、教師は「やりがいがあり、自らを鍛える」のである。
灘中学校HP
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