女子聖の生徒は元気だ。とてものびのびはつらつとしている。規則で縛るのではなく、「自主性を育成する」という女子聖の伝統的なスタイルが、こうした生徒の明るさと自信を生んでいるのだろう。
こうしたことのバックには、生徒同士、生徒と教師との十分すぎるほどの『対話』がある。一生徒対一教師という対話も、生徒会対職員会という対話も、一方的ではなく、生活面でも学習面でも常に生徒の気持ちを汲みながら進めようとする精神の表れといえる。
保守的な学校が多いキリスト教主義の学校の中にあって、このところ女子聖はダイナミックに躍進している。生徒も学校もさらに存在感を増しそうである。
女子聖学院中学校HP
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