恵泉は「園芸」を教科の一つとしている。植物は水をやらなければ枯れてしまう。やりすぎてもダメにしてしまう。そのことを、体を動かし、みんなで力を合わせて作業することを通じて知る。紙の上の知識でなく、自分の体で生命（いのち）に触れる。生徒はこう言う。「花が咲くと、植物も私たちも頑張ったんだと感じられます。」 恵泉のパンフレット、ＨＰはよそとは全く違う。そこで語られるものは「数字」ではなく、一人一人の可能性としての「恵の泉」。「子どもたちは、一人の例外もなく、心の奥に『開かれることを待っている泉』を秘めています。この泉を掘り当て、こんこんと湧き上がらせること。それが、恵泉の願いです」。恵泉は「内発性」を何よりも大切にし、「待つ」姿勢を保持した学園なのである。 恵泉女学園中学校HP
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