『20年後の履歴書』。栄東では、中２で20年後の将来を予想した生活設計を考えさせて、これを作成させている。どんな仕事をしている？　その仕事に必要な免許・資格は？　それらを取得するにはどんな進路を選べばよい？…夢を現実にする具体的手段を知ることで、生徒たちは自ら勉強する意味をつかんでいく。
　中学入学時から「東大クラス」「難関大クラス」に分かれ、希望制の「集中合宿」や「医学部コース」（中3から）、課外補習等、ハードに思えるプログラムが数多く存在するが、将来のビジョンを持たせて生徒一人ひとりが学ぶ意味をつかんでいるからこそ、それらは効果的に機能し、生徒は力強く生き生きと学校生活を送っているのである。



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