著作・新刊のご案内
『中学受験 わが子をつぶす親、伸ばす親』 NHK出版・生活人新書
         《 目 次 》
はじめに………3
第一章 中学受験に踏み出す前に………11
「偏差値」を忘れよう/一二歳……五つの進路/今から承知しておきたいこと/中学受験が盛んになった背景/二〇〇〇年以降、中学受験はさらに過熱へ/受験させる「積極的理由」「消極的理由」/公立小学校・中学校への不信/増える父親の受験参加
第二章 中学受験は今こうなつている………31
加速する私立中学の変化/「共学化」が進行中/進む大学付属校の「模様替え」/付属校から半付属校へ/マニフェストを発表する私立中学/中学でも「東大クラス」などのコース制/二科受験と四科受験/大学人試と逆、入試教科の重量化/午後に試験をする学校もある/入学金・授業料が免除になる「特待生入試」/学費は「学納金」だけではない
第三章 学校選びは、ここを考えたい………55
親戚・近所の評判は気にしない/男子校(女子校)にするか、共学校にするか/「男子校」は昔と違ってソフトなイメージ/女子校は文字どおり「女の子」が主人公/異性から刺激を受けて成長できる共学校/大学を考えるなら、進学校か付属校か/「宗教」も学校選びの重要ポイント/首都圏と関西圏の宗教系の学校/学校を「大学合格力」だけで選ばない/応募者が多い学校が「よい学校」とは限らない/学校の「偏差値」はすぐ変わる/「必要条件」をハッキリさせよう
第四章 受験生括の送り方・夏休みまで………93
塾は何年から行き始めたらいい?/四・五年生の学習生活の注意点/塾は替わった方がいい?/受験学年の過ごし方/六年生からの「駆け込み受験」/中学受験は算数で決まる/国語をできるようにするには/学校選びのスタートは「受験案内」の購入から/「合同説明会」をのぞいてみよう/「学校説明会」は予習が大事/夏休みの過ごし方で合否が決まる/お盆の時期はふだんと違う生活を
第五章 受験生括の送り方・入試まで………125
模試の受験はいつから始める?/偏差値を絶対視しない/受験を途中であきらめない/当初からの志望校はまったく可能性がない限り変えない/レベル面から「合格校」を探す/願書め記入から出願まで/冬休みをどう過ごすか?/入学試験に「まぐれ」「奇跡」は起こらない/「午後入試」はどう活用するか/面接は神経質になりすぎない/落ちることに臆病にならない/万一、不合格だった場合のフォロー/追加募集する学校がたくさんある/思うような学校に合格できなかった場合には
第六章 受験に成功、子育てに失敗…にならないために…151
難関校合格者の家庭をのぞくと……/受験の主役はあくまで「子ども」/自立のチャンスが多い、働くお母さんの子どもたち/お父さんの受験参加は、お母さんとは違うスタンスで/スランプのときこそ、元気の出る言葉を/「その学校に行きたい」という気持ちをつくらせる/子どもに代わって「言い訳」しない/中高一貫教育を活かせるかどうかは、家庭次第/身を助けるのはオタク的部分/「新幹線」よりも「各駅停車」で……/「結果」も大事ですが、「プロセス」も大事
特集I 三〇〇字の学校ガイド 首都圏・関西圏五〇校………179
特集II 公立中高一貫校--どんな学校? どんな入試?……237
あとがき………250
『中学受験 わが子をつぶす親、伸ばす親』について安田から
「自分は勉強だけしていればいい。あとはすべてお母さんがやってくれる」―そんな受験生活がわが子を『小皇帝』にする。
 いま中学受験は大変過熱しています。「私立中学に入れないことには、わが子は将来、下流階層に落ちてしまう。」―そんな切迫した空気さえ漂っているほどです。 熱心になるあまり、「過保護」ならぬ「過教育」に走っているご家庭も多く、その挙句、親子関係、夫婦関係が壊れるケースも生まれています。 受験は、単に合格・不合格の問題ではなく、どのような受験生活のしかたをしたかが、その後のご家庭に大きな影響をもたらします。  
「結果も大事」「プロセスも大事」、このことをしっかり肝に銘じて受験に臨んで欲しい、そう願ってこの本を書きました。
発行の形態・通信販売について
著 者  安田 理
発 行  NHK出版(日本放送出版協会)
定 価  740円+税(税込み777円)
頁 数  256
判 型  新書判
コード  ISBN978-4-14-088213-9
販 売  全国の書店で発売中

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